蟹を頬張る瞬間が至福の時間です。
北海道産の海産物を購入しました。
正直、臨時収入だったので適当にパチンコでも打つかと思っていたのですが、友人が「なら、上手い物でも食おう」と誘ってきたのですが、互いにパチンコ屋と職場ぐらいしかいかない仲だったし、同じ寮に住んでいるので、通販で海産物でも頼むかとノリで注文しました。
特に「蟹食べたいっすね」と互いに確認して、注文しました。
2人で食べるには充分な量でしたが、友人はシャケとイクラのセットを頼んだと連絡してきました。
注文した品が届いた時に、ご飯を炊いて、準備しました。
蟹はまた後で剥いて食べようと約束をして、互いに勢いに任せてご飯とシャケとイクラをかきこみました。
久々にナマモノを口にしたのですが、やっぱり美味しいと2人で喜び合いました。
上京してから、あまり出来合いの物ばかり食べていたので、新鮮な味がガツンと口の中に広がりました。
元々北海道出身だったので、故郷の味っていうこともありましたが、同僚も「これは地元帰りたくなりますねぇ」と言っていました。
その後、蟹を頬張り、また明日から頑張ろうと互いに約束しました。
ちなみにその後、臨時収入があった場合は互いに声を掛けあおうと約束しました。
同僚も同郷なだけあって、海鮮パーティーが楽しみだと喜んでいました。
たまにパチンコ屋で出くわすと、いつやります?と声を掛けられるのですが、正直ご飯仲間が出来てうれしい反面、家でがっつり飯を食うという習慣ができてよかったなと思います。
それまで放置されていた炊飯器もようやく役に立つ時がきたんだなと、きっかけに感謝する出来事でした。
後日、同僚は「今度は肉がいいですね」と言っていたのですが、それは焼肉屋に行こうと約束して別れました。